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高校入試問題の新傾向!?・・・地域学習
 高校入試問題における
地域学習

地域理解を問う問題・・・教育行政の意図!?

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高校入試問題と地域理解を問う問題

 まず、学校教育でどのような力を育てるのか考えたい。

 それは、「生きる力」である。生きる力とは、「いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力」、「自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性」、そして、「たくましく生きるための健康や体力」である。 この考え方は、「学力観」の転換でもある。

 例えば中学校社会科では、従来の学力観は「知識量=力」であり、高校入試問題でも、年号や県名、県庁所在地など、暗記さえすれば点が取れるようなものが中心であった。 ところが、この傾向も変わりつつある。この春の高校入試問題を見てみよう。

宮崎県:あなたが住んでいる地域を、より住みやすくするため」の条例案を考え、その条例名を書きなさい。

鳥取県:(『五体満足』乙武洋匡より引用して)障害のある方を地域全体で支援し、誰もが生き生きと暮らせるあたたかい社会づくりを実現するために大切なことは何か。100字以内で書きなさい。

岩手県:農産物の輸入を増やすか、食物の自給率を高めるか、自分が支持する意見を選び、その理由を書け。

 知識よりはむしろ、これからの社会を生きる上での考え方、生き方が問われている。 これは教科の一例だが、総合的な学習の時間の導入も「生きる力」を育てるためである。 学校教育のあり方は、大きな時代の流れと共に変わっているのである。

 しかし、記憶力の良い若い頃は、記憶することは大切である。百人一首、名文、その他、いろいろと覚えて脳を鍛えたい。漢字も書けた方がよい。計算も遅いよりは早いほうがよい。読み、書き、計算は、その後の学習の基礎となることは間違いない。 結局、バランスである。

2006年度県立入試問題の出題傾向を探る。

学校教育において「総合的な学習の時間」が本格導入されて、3年。

2002年度に中学校へ入学した生徒が指導要領の大改訂の影響を受けた成果が、本年の高校入試において明確になるものと思われる。
特に公立j高校入試問題は、当時の教育行政施策の影響が大きく反映される。

また、問題作成者も過去の正答率の高低から、期待できる効果を推測しながら問題作成を行うのだが、「地域学習」をテーマにした問題が2005年度入試より、垣間見られるようになった。

しかしながら、入試問題に「地域理解」を問う問題を入れるにあたり問題作成者に工夫が必要なようだ。なぜなら、就学以前から、また物心つく以前からこの地域に住んでいた子どもと両親の都合により近年、転校してきた子どもとでは「地域理解度」に差が生じ、公平さを欠くためである。

特に社会科においては、地理分野「地元産業」「市場入荷状況」などの資料・写真から読み取らせる設問においては、公平さを欠くものであるとの批判もあったようだ。

2005年度の入試問題においては、上記においての改善が大きく見られた。
例えば、広島県の社会科において「丸亀」(愛媛県)周辺の地図から地形を読む「読図」が他の地方においても多く出題されている。
しかも、他県をテーマにしているが、「読図」の方法は同じな訳で「総合的な学習の時間」で学習した内容を展開した出題となっている。この形式はしばらく続くものと考えてよいだろう。


「地域理解」を問う問題・・・その対策
地域情報ポータルサイト「e-まちタウン」を活用した地域学習指導



「地域理解」を問う問題が出題される傾向が今後も続くと考えられる理由として、

@対策用の図書教材が非常に少ないこと。
Aインターネットを活用した調べ学習の指導ノウハウが「入試問題」に反映されることで、学習指導要領の改訂に対する一定の成果を見ることができることと、現在、これからも「地域学習」を重要視するということの教育行政の意思表示。
B他の地域を問題素材とすることで、公平さを保てると考えられる。
・・・などの理由が考えられる。

「地域理解」を問う問題の対策として、
全国202市町村に特化した地域情報ポータルサイト「e-まちタウン」を教材として利用することを考えてもよいだろう。
「e-まちタウン」では、主に4つのコンテンツにおいて「地域理解度」を問う問題に対して対応できるコンテンツであるといえる。
http://www.emachi-town.com/

「歴史探訪」・・・地域の歴史など歴史分野向けコンテンツ。
「エリアガイド」・・・地域の産業・観光地・名所など地理的分野向けコンテンツ。
「Myアルバム」・・・地域の写真データを投稿・公開するサービス
「地図情報」・・・地域の地図情報

使い方は、次回。。。




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