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教科書ができるまで・・・ 教育家庭新聞社 (KKS Web Site)
教科書。どことなく堅苦しく、それが時にはギャグの対象になる(例:清水義範・永遠のジャックアンドベティ)本。国内で論議の対象になるだけではなく、海外、特に中国・韓国など、アジア圏の注目を集める本。こどもの知識の中核をなしている本。
教科書は、どういう過程を経て、「教科書」となっていくのだろうか。 簡単に言ってしまえば、 それぞれの意思決定者は 1:出版社 → 2:文部科学省 → 3:教育委員会・(国私立学校の)校長 となる。
外務省の資料。こちらでは、教科書が本の形に成立していく段階を説明している。この資料によれば、 まず、編集執筆作業がある。教科書は国ではなく、民間企業が作るものだとしたうえで、
と述べる。
ただし、
注:国立の学校では、その学校の学校長に選択権がある。 ここで選ばれれば、「教科書候補」は「教科書」へと格上げ。来年からしばらく使われ続けることになる。
■平成18〜21年度
数値データの形にして、比較ができるようになっているのがポイントのようだ。
何かと問題になることの多い、歴史の教科書を見てみよう。このジャンルでは、8つの「教科書候補」が検定に合格誕生している(東書、大書、教出、清水、帝国、日文、扶桑社、日新)。これらの中から、どういう基準でどれを採択し「教科書」にするのか。
a 歴史上の人物を取り上げている箇所数
c 国際関係・文化交流を取り上げている箇所数 d 他民族の文化・生活等を取り上げている箇所数 e 東京に関する歴史的事象(身近な地域の歴史)を取り上げている箇所数 f 人権に関する課題を取り上げている箇所数 g 学習指導要領に示していない内容 このうち、「g 学習指導要領に示していない内容」を例外として、すべてそれぞれの個数がカウントされ、比較されている(gは、その内容まで記した一覧表が作成されている)。
a 時代区分別のページ数と総ページ数に占める割合
a 年表の数 このうち、「e 編集上の工夫・その他」を例外として、すべてそれぞれの個数がカウントされ、比較されている(eは、文章での記載が行われている)。
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